Big Day Coming

11/3(sat) at 彦根銀座芝居小屋でする音楽イベントのブログです。 come on!

【おまけ】琵琶湖ビエンナーレのきろく

11/4(日) 琵琶湖ビエンナーレ

 

 

 

8時くらい起床。朝風呂入ってみんな起きてるかな~思いつつ支度してるとクララズからラインがくる。めっちゃゆるい猫のスタンプでおはーって言ってる。朝ごはんみんなどうするかな、ゲストハウス付いてるのかなと聞いてみると朝食問題悩んでたのよ!とのこと。ヨッシャー行きましょ!別ホテルに泊まってるunsnuffさんに連絡すると返事が来ない。やばいまだ寝てるのでは…と心配してたがしばらくすると、すみません朝サウナしてました…と連絡がくる。さすが…大変失礼しました…。

 

 

 

朝食問題悩んだけど、めっちゃ昔にinstagramに写真あげたらクララズが反応してくれたとこの朝食行こう!と思い立ち、合流したあと、彦根のクラブハリエがやってる高貴なパン屋さん、ジュブリルタン へモーニングを食べに向かう。わたしたち高貴なのでね…。

 

 

 

DAY2、琵琶湖ビエンナーレのメンバーは、unsnuffさん、アベフミヒコさん、クララズ、岡本悠利、そしてチルコの5人です。車はパンパン。今思うとすごい異色メンバー。

 

 

 

ジュブリルタンへIN。ねむすぎて死んでた岡本がパンの匂いを嗅いだ途端、ああもうこの匂い大好き!と元気になる。琵琶湖が見えるめっちゃいいロケーションの場所なんだけどこの日は残念なことに曇り。クララズと岡本がフレンチトースト、unsnuffさん、アベフミヒコさん、わたしがモーニングセット的なの頼む。このセット侮るなかれ、パンがおかわりし放題なんだぜ。

 

 

f:id:bigdaycoming:20181108000210j:image

カゴいっぱいのパンが来る。店員さんがひとつひとつ説明してくれたけど全然聞き取れなかったので、横にいた岡本に聞くと、え?呪文!と答える。笑 呪文のようなカタカナのなんちゃらチーズやレーズンが入ったフォカッチャめちゃくちゃ美味い…!美味いけど名称が全然分からないので店員さんにカゴを指差してこの辺にあったフォカッチャもうひとつください、と言うと、その時間に焼けたものを適当に持ってくるらしく、もう最初のパンには出会えないとのこと。な、なんだって…?泣 でもランダムのお代わりパンも美味しかった…。高貴な朝ごはんの居心地が良すぎてダラダラしてしまうが琵琶湖ビエンナーレ、制限時間があるので(17時には完全閉店)次は近江八幡まで車を飛ばします。ゴー!

 

 

 

車の中でなぜかそれぞれのご当地ソングの話題に花が咲く。私はドラッグユタカとおなじみ平和堂の店内ソングを歌う。大学時代北海道に住んでたunsnuffさんがのぼりべつのクマ牧場のCM紹介したり、岡本悠利が紹介したなぜかマイナー調のスーパーの店内ソング、あれどこだっけ。地方のご当地ソングはどういう経緯で誰がオーケー出したんか分からないけど、一癖も二癖もあって楽しい。

 

 


近江八幡に12時前くらいにINする。総合案内所の尾賀商店へ。既にもうここにあった作品がすごすぎてめちゃくちゃワクワクしてしまう。

 

 

f:id:bigdaycoming:20181108000317j:image
f:id:bigdaycoming:20181108000310j:image
f:id:bigdaycoming:20181108000320j:image

まちや倶楽部という場所が毎回すごいのだけど、今年もすごかった…!アベフミヒコさんと足並みが揃い、お互いに作品の感想言い合ったりする。9月の部屋という場所が凄かったし聴けなかったものがあり、もう一度行きたくなっている。会場の雰囲気、場所によっては怖いくらいの雰囲気を醸し出しているのだけど、岡本がまちや倶楽部の真ん中のベンチで寝てて、他の来場者に作品と間違えられるという出来事が一番笑ってしまった。よくこんな場所で寝れるな…。

f:id:bigdaycoming:20181108000355j:image

しかしお疲れだったし申し訳ないなという気持ちも…。

 

 

 

この5人、なんだかすごく個人的にですがそれぞれが一緒に観ようという感じがなく、現地解散、次の場所に行く前に合流という感じですごく距離感が心地よかったです。たまに会場で会えると観たものについて喋りたい気持ちMAXなので喋って聞いてもらえるというのがすごく楽しいし嬉しい。

 

 

 

会場への到着時間が遅かったので、残り時間を考えお昼はコロッケを立ち食い。からのロープウェーで上へ。赤こんにゃく今年も美味しい…。

f:id:bigdaycoming:20181108000613j:image

f:id:bigdaycoming:20181108000609j:image

 

 

 

ギリギリで全部の作品の鑑賞を終え、ナイトツアーにも参加する。これが本当に参加して良かった…!ガイドのお姉さんが本当に良い方で、参加者さんの質問に対してドンドン話を膨らませて裏話っぽいことまで教えてくれる。あと本当に話の節々にその紹介をする作家さんや作品へのリスペクトや愛が溢れてて、聞いてて楽しくなる。ある絵の紹介の際に、これは私が描いた作品なんですが…から話が始まり周りがどよめく。なんと作家さんだったんですね…。長谷川早苗さんという方。昼間は働いて夜に作品を仕上げ、広報までされてたようです。本当にすごすぎる…。

f:id:bigdaycoming:20181108000954j:image

 

 

琵琶湖ビエンナーレへの参加が今回4回目くらいなんだけど、ここまでがっつり参加したのが初めてで、しかもこのメンバーで本当に嬉しかった…。

 

 

 

クララズが宿のチェックインの時間が迫ってるらしく、先に送り届ける。遅くまで連れ回しちゃいました…。あとの4人でラーメンを食べに近江八幡鉄山靠へ。仕事の話や私が気になる一人暮らしの防音事情聞かせてもらう。練習ってどうやってしてますか…?等。参考になります…。

 

 

 

岡本とアベさんを近江八幡駅まで送り届けた後、彦根で二泊宿を取ってるというunsnuffさんを彦根の宿まで送る。大地の芸術祭に行ったということだったので観た作品について聞くと、クリスチャン・ボルタンスキーの最後の教室をずっと観たかったってことと、大学でやってはった勉強が現代アートということ聞いてめちゃくちゃテンションが上がりました。すごい…。最後の教室は明確な解説が無いらしく、それもすごく想像が膨らんで面白い。

 

 

 

そこから地元の怖い話についてお互いめちゃくちゃ喋り、芝居小屋の上階が夜行くと怖いことと、屋上があることを伝え、興味持ってもらったのでまたunsnuffさんだけ芝居小屋まで連れ戻してしまいました。懐中電灯持ちながら上階へ。ハラミスキーさんの作品、人形とかが夜中はまじで怖い。しかしビビリだけど怖い話めっちゃ調べてしまうし気になるってunsnuffさん言ってたので、怖いモノに対する耐性が私と全く同じくらいだなと思いました。わかる…ってなる。面白い。

 

 

 

彦根に雨壺山という場所があるのですが、理由はわからないですが私この場所を通るのが苦手です。霊感とか一切ないけど不気味でよくわからない空気がある。全然土地勘がバカでよく知らなかったのですが、芝居小屋のめっちゃ近くに雨壺山が有り、unsnuffさんが取ってる宿もめちゃくちゃ近くにあって、少しウワーッと思ってしまう。芝居小屋もよく人から気が多い場所(?)と言われたりするので、まあ何かしらあるかもしれない。散々脅かして帰ってきちゃいました。丸二日間遊んでくださりありがとうございました…!

 

 

 

今だから言えるのですが、企画上手く行くか怖いってほんとずっと思ってて、上手く行くかってのはこのDAY2も含めてですね。それぞれがそれぞれで知り合いじゃない方が多いので、自分しかそこを繋げないので…。お酒も飲めないし(当たり前)、自分にそんなことかできるのか。出会って間もない人たちが仲良く丸一日時間を過ごせるのか…。思えば博打じゃないです?もう後悔の連続です。みんなを誘うなんてしなければ良かったなーッ!アーーーッ!でもじゃあどうするのが良かったんだな!?!? 慣れないことは人見知りのくせにするものじゃないよ…!と頭抱えて壁に打ち付けてました。死

 

 

 

イベントの関係者全員を琵琶湖ビエンナーレに誘い、参加してもらったのが4人だったのですが、自分で言うのは何ですが、本当にこのメンバーで良かったなと…。何だか波長が合う、とunsnuffさん言ってくれたけど私も本当に同じ気持ちで、しかももうみんながみんな、私にとって尊敬する音楽人であり、その人たちの素に触れられるようで、これ以上無い贅沢だなと…。あんまり言うと気持ち悪いのだけど、本当に幸せすぎて感謝がやまないですね。恥ずかしいのでここに思いを書いておきます。

 

 

同じメンバーできっとまた何処かへ行くなんてことはこの先無いでしょうが、それぞれが何処かであったときに、そういえば滋賀の田舎の古民家でやってる一風変わった芸術祭に一緒に行きましたね…と話題になればなんだか嬉しいな、と思ってます。遊んでくれた方、ここまで読んでくれた方もありがとうございました…!

 

 

 

おわり